6.2.2 シンボル データフィルター設定

アプリで読み取るバーコードのデータパターンを設定します。設定したシンボル/データパターンのバーコードだけが読み取り対象となり、読み取り誤りや不要なバーコードの読み取りを避けることができます。

パターンにマッチしたQRコード(右)と読み取り対象から除外されたQRコード(左)の表示例

まず、アプリの設定画面を開きます。アプリ上部のタブで
(設定)を選択して設定画面を表示します。

次に、設定画面の「シンボル」セクションの「データフィルター」をクリックして設定画面を表示します。

シンボル設定 一覧画面

新規登録するには、画面上部の
(新規)ボタンをクリックします。

既存の設定内容を編集するには、一覧画面で編集したい設定をクリックしてアクションメニューを表示し、「設定の編集」をクリックします。

シンボル データフィルター設定のアクションメニュー

「シンボル データフィルター エディター」画面でシンボルと識別パターンを設定します。

シンボル データフィルター エディター

シンボル:
対象のバーコードシンボルを指定します。

識別パターン(正規表現):
識別するバーコードデータのデータパターンを正規表現で指定します。

「テンプレートの挿入:」の右側の各ボタンを押すと、識別パターンのテンプレートがエディターボックスに挿入されます。

登録済みのテンプレート
数値のみ:^[0-9]{8}$
英数字のみ:^[0-9a-zA-Z]{8}$
文字数:^.{8}$

※いずれも8文字の場合

識別パターンは、上記テンプレート以外の正規表現も指定が可能です。

例)
^4[59][0-9]{11}$:JANコード(13桁)

編集が終わったら、「OK」ボタンを押して設定を保存します。

シンボル データフィルター設定を有効にするには、「シンボル データフィルター」画面で(トグルスイッチ)をオンに設定します。

シンボル データフィルター設定を消去するには、アクションメニューで[消去]を選択します。

シンボル データフィルター設定をすべて消去するには、「シンボル データフィルター」画面で、右上の(その他)ボタンをクリックして、メニューを表示します。

「シンボル データフィルター」画面のアクションメニュー

アクションメニューの[すべて消去]を選択します。